第三回母学会議

第三回母学会議 赤ちゃんにやさしい街づくり

第三回母学会議

赤ちゃんにやさしい街づくり

マルキューブ
〒100-6307 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル1階

主催:
東京藝術大学社会連携センター、
東京藝術大学COI拠点
文化外交・アートビジネスグループ

共催:
アップリカ育児研究所

協賛:
三菱地所株式会社

10月26日(金)

15:00-15:15

開会の挨拶

海外の保育園や赤ちゃんにやさしい街づくりについて
葛西 康仁(アップリカ育児研究所)
15:15-15:20

主旨
伊東 順二(総合プロデューサー)

15:20-15:50

基調講演

「赤ちゃんの医療について」
仁志田 博司(東京女子医科大学名誉教授)
15:50-17:20

パネルディスカッション

「赤ちゃんにやさしい街づくり」
伊東 順二(総合プロデューサー)、森 雅志(富山県富山市長)、吉野 正則(北海道大学COI『食と健康の達人』拠点長)、千葉 陽子(京都看護大学准教授)、新井 晴み(女優)
17:20-17:30

発表

「夢のゆりかご」
伊東 順二(総合プロデューサー)

10月27日(土)

14:00-15:00

「あたらしい時代の子守歌へ 〜《おまもりうた》の世界」

主旨:伊東 順二(総合プロデューサー)
演奏:マザープロジェクト(東京藝術大学学生&OBによる特別アンサンブル)母学コンサート
15:00-16:00

トークイベント「手塚治虫と母学」

伊東 順二(総合プロデューサー)、手塚 るみ子(プランニング・プロデューサー)、葛西 康仁(アップリカ育児研究所)、Freyja Dean(アーティスト&デザイナー)

この母学会議の始まりは、20年ほど前に、ベビーカートの先達葛西健蔵さんとの出会いから始まりました。戦後、日本の次世代、後輩のことを考えて、非常に致死率の高かった胎児から3歳までの赤ちゃんのことを思って、手塚治虫さんたちと、赤ちゃんたちを幸せに育てるためにどのようなことをしたらいいのかということを内藤寿七郎先生と話されて、子どもの命と心を守る温かい心を育む運動を展開されました。20年前にお会いしたときに葛西さんは、「それは芸術にも通じるのではないか、芸術こそ、赤ちゃんの心を育む上で大切なことではないか」ということで、「伊東さん、いつか芸術のほうから見た、もしくは芸術の方でこのような運動を始めてくれないか」と言われました。

そのような葛西さんとのお約束の中で、幾つかのことを考えました。ひとつは、小林登先生が出された「母学」という本をテーマにできないかということです。小林登先生の大著であり、赤ちゃんを科学的に見て、その科学の上に成り立つ感性の方までを言及されて、どのように育てるべきか、どのような環境を作っていくべきかということを語られております。この本をベースに会議を開こうと決意し、様々なテーマで会議を行い、赤ちゃんのために新しい表現を提供しようと企画しました。また、東京藝術大学に集まった様々な異なる才能と外部の才能をひとつの想いにした作品を制作し、赤ちゃんたちに届けようということを考えたのです。それが「おまもりうた」や「赤ちゃんのためのやさしい街づくり」、「夢のゆりかご」プロジェクトです。マザーとはすべてを生み出す母体をも意味しています。そのすべてを生み出す母体の中で、いろいろな方が集い、新しいものが生まれていくマザーシップのような、そのようなプロジェクトができないかと思いまして、このようなプロジェクトを立ち上げました。

様々な分野でその先端を切っている方々と交わす次のBORN!を育てる知恵を集めて世界の赤ちゃんに芸術家らと貢献したいと思っています。

葛西 康仁

1953年、大阪生まれ。上智大学卒。アップリカ育児研究所代表取締役社長。世界で初めて生まれた「父が子どもを抱きしめる服ペルパパ」でイタリア コンパッソ・ドーロ賞ファイナルノミネート、ADIデザインインデックスに掲載される。マスメディア広告では2002年から5期連続で毎日広告デザイン賞。広告電通賞など受賞歴多数。2017年、新「育児の原理」角川ソフィア文庫、クリエイティブディレクター兼編集者を務める。

仁志田 博司

1942年生まれ。1968年慶応義塾大医学部卒、1969〜74年米国(シカゴ大学・ジョンズ・ホプキンス大学)で小児科学・新生児学、1974〜84年北里大学小児科講師、1984〜2008年東京女子医科大学教授・母子総合医療センター長、1984〜2008年早稲田大学人間総合学部研究員(生命倫理)、2008〜現在:東京女子医科大学名誉教授・北里大学客員教授・慈誠会病院名誉院長。

森 雅志

富山市長。昭和27年8月13日生。中央大学法学部を卒業後、司法書士事務所を開設し、平成7年富山県議会議員に初当選。県議会議員2期目途中の平成14年1月に旧富山市長に就任。平成17年4月の市町村合併に伴い、新富山市の市長に就任。平成29年4月4選。現在に至っている。

吉野正則

北海道生まれ、80年日立製作所に入社、米国駐在を経てコンシューマーの商品企画として、ビデオカメラ、DVDの開発、マーケティングを担当。その後、事業計画、経営企画として事業を推進。2015年より、北海道大学COI『食と健康の達人』の拠点長。

千葉 陽子

京都看護大学准教授、助産師。修士(Public Health・ボストン大学)、博士(社会健康医学・京都大学)。日本での臨床経験後、コートジボアール、ケニアでの母子保健活動を経て教育・研究職へ。京都大学COI「女性・子育て支援分野」メンバー。

新井 晴み

1977年NHK朝の連続テレビ小説「風見鶏」ヒロイン、エランドール新人賞受賞、産業カウンセラー 日本文芸家協会会員、2010年法政大学キャリアデザイン学部総代卒業、1992〜2000年イタリアと日本で暮らす。2006年福島県郡山市「いのちのでんわ」開設記念に一人芝居「エリカ」公演。2010年NHK「みんなのうた」「風がきれい」作詞。

手塚るみ子

プランニング・プロデューサー。漫画家・手塚治虫の長女。成蹊大学卒業後、広告代理店I&Sに入社。SP企画・制作に携わった後、フリーとなり、手塚作品をもとにした企画・タイアップのプロデュース、コーディネーション活動を始める。現在は、㈱手塚プロダクション取締役を務める。著書に『定本オサムシに伝えて』、共著に『ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘』など。

Freyja Dean

1987年生まれ。ランカスター大学にて科学及び博物画の学位を取得後、ロンドンのセントラル・セントマーティン校美術科で芸術・科学の修士号を取得。さらにケンブリッジ大学にて法医学復顔、オープン大学にて医療史を学ぶ。最近ではイギリス王立外科医大学において外科研修医の実習用擬似身体部位を作成したほか、イギリスと現在移住中の東京を拠点にフリーランスでデザインプロジェクトや個展を行う。