第二回母学会議

赤ちゃんを知る。そして母になる。

“あたたかい心が育つよう 子ども達に希望と感謝の祈りを”

おぼえていますか
初めてわが子を抱いた日のことを
ただひたすら 小さな生命の幸せを願った

親としての あの素直な心を
いつも いつまでも 忘れずにいてください。

あなたにとって
どんなにつらく 悲しいことがあった日でも、
たとえ離れていても、
あなたの やさしい思いは
きっと子どもたちの心に届くはずです。

一日に一度 たった一秒でもいいのです
子どもたちが 心のあたたかい人に育つよう
希望と感謝の祈りをささげてください。
そしていつまでも つづけてあげてください
その祈りは あなたの心まで
幸せの光で満たしてくれます。

漫画家
手塚 治虫

日本小児科医会初代会長
内藤 寿七郎

アップリカ育児研究所理事長
葛西 健蔵

「夢の保育園」

ー赤ちゃんとお母さんのための芸術ー

総合プロデューサー

伊東 順二

第二回母学会議のテーマは「夢の保育園」です。誰でも一度は入ってみたい絵本の世界。その中で「母学」の意味を考えていきます。

小林 登先生の「母学」は胎児から赤ちゃんたちの成長を段階的に観察し、それぞれの家庭の中で育児における健全な心身の成長を促すための心と体のスイッチの入れ方を合理的に解説しています。

つまり、単なる胎教論や育児論と違って目に見えない母子の相互作用を科学的に論理的に説明しながら、生きるとは、もしくは心の在り方とは、という哲学、そして、感動という生命のモチベーションの言及にまで達しているのです。その提言は芸術の存在意義をも問うものだと思います。なぜなら母子の目に見えない相互作用、それは心の伝達というものであり、それを私たちは自身の中で生涯熟成していくからです。「母学」は多くの人が、時間が経つにつれ忘れかける見えない絆を目に見え る形でもう一度思い出させてくれます。そのような稀有 な作業、そして存在が芸術と呼ぶべきものなのでしょうか。だからこそ芸術は創造的で本質的な社会のイノベー ションの源泉になりうるのだと思います。素晴らしい母 に誘う、それは芸術の新たな展開をも意味しています。 その展開をぜひ体験していただきたいと私たちは思います。

第二回母学会議では東京藝術大学の若手作家たちによる赤ちゃんとお母さんのためのアートパフォーマンスを交えた盛りだくさんのプログラムを用意して、絵本の中に入っていくような世界を実現しています。私たちが提案する「夢の保育園」をお楽しみください。