05 6月 耳の発達
おなかの中の赤ちゃん(胎児)は約6ヶ月をすぎると
オーケストラのドラムの響きに反応をします。
これは、耳の構造ができあがっているからです。
耳の専門医・耳鼻科(じびか)では耳を
外耳(がいじ)
中耳(ちゅうじ)
内耳(ないじ)の3つの器官に分けて考えいます。
音を集める外耳から伝わった音は、
鼓膜のある中耳で振動となり、
内耳の聴覚中枢に伝わり、それが脳へと伝わっていきます。
■妊娠5~6週間(約1ヶ月)
赤ちゃんに頭の部分に耳らしい穴ができます。
■12週(3ヶ月)
中耳(ちゅうじ)ができます。
■16週(4ヶ月)
内耳(ないじ)は別なところでできて、内耳と中耳が連絡します。
■21週(約5ヶ月)すぎてから
外耳(がいじ)ができてから
■20~21週(約5ヶ月)すぎてから
音を感じられる聴神経が内耳と大脳をつなげます。
この時期外の音楽に反応して、おなかの赤ちゃんの心拍の打ち方が変わることが知られています。